基本情報技術者試験は受ける意味なし(まず応用情報が効率的)

私はIPAが行う情報処理技術者試験の基本情報(FE)を受けずに、その上位資格である応用情報技術者試験(AP)を受け、働きながら独学で2ヶ月の勉強期間で合格することができた。

文系営業職でIT職未経験の社会人であったが、高得点ではなく、あくまで合格だけを狙うのであれば、勉強期間は2ヵ月で十分

具体的な勉強方法は、今後別の記事にする予定。

今回は、受験予定者の方々の参考として、私が基本情報技術者試験をなぜ飛ばしたか・なぜいきなり応用情報を受験したかを述べる。

なお、youtubeでも動画をアップしているので、参考にしてほしい。

いきなり応用情報を受けた方が絶対効率的(基本情報技術者試験は不要)
いきなり応用情報が絶対効率的(基本情報技術者試験は不要・いらない)

受験する順序について、ネットに様々な意見があるが、応用情報から受けてしまって良い。

応用情報は、やり方次第で短期間での合格が可能。
社会人で2ヶ月、時間のある学生ならより早く合格レベルに到達する。

基本情報技術者試験の受験予定の方は、勉強を本格的に始める前に、今一度、時間の使い方を検討してみてほしい。

半年という期間を無駄にしないために。

筆者のスペック

基本情報は「飛ばすべき」「文系には難しい」「応用情報は簡単」などの記事は、多くのブログで散見される。

しかし、IT企業での勤務経験がある場合やもともと地頭が良い(スペックが高い)場合もある。

読者がイメージしやすいように、下記に私の経歴等を記載する。

 偏差値42の文系Fラン大学卒

 卒業後は民間企業で勤務

 勉強期間中の残業時間 1ヶ月目:約60時間 / 2ヶ月目:約40時間

ちなみに、自ら好んで短期間の受験に挑んだわけではない。
ブラック企業による残業100時間超え及び土日出勤当たり前の日々が続いたため、勉強する気力がなかったことが原因。

基本情報を受けるべき人

これから基本情報が不要であると考える理由を記載していくのだが、その前に、どうしても基本情報を受けるべきor受けなければならない人も中には存在する。

それが下記のような人々である。
これらに該当する場合には、この記事を読む時間を基本情報の勉強に充ててほしい。

  • 周りへのアピールのために受ける者
  • 自己実現のために受ける者
  • 学校や会社からの指示のために受ける者
  • 応用以上の上位資格を受ける気はないけど、基本情報だけは欲しいから受ける者

以上の方々は、基本情報を頑張ってほしい。
また、一発合格を目指さないと、基本を飛ばして応用情報を受ける人に差をつけられると思う。

中には「しっかり基礎を学ぶべきだ」と言い張っている者もいるが、これはあくまでも”ただの資格”で、免許証みたいなものでしかない。なので、言わせておけばいい。

いきなり応用情報を受けるべき人

私は下記に該当する方々は、いきなり応用を受けるべきと考える。

  • 高度試験を目標にしている者
  • 転職等のステップアップの武器として資格を取得する者

理由を書きに記載する。

高度試験を目標にしている者

応用情報技術者試験の後は、高度試験のいずれかを受験する予定の人は、間違いなく応用情報から受けた方がいい。

その一番の理由は、基本情報技術者試験が努力の割に評価されず、合格するメリットもないためである。

基本情報技術者試験の難易度は下記に記載の通りだが、文系のIT未経験者(素人)が、アルゴリズムや午後試験の科目を、合格レベルまで引き上げるのには、少なくとも1ヵ月~2カ月程度は必要。

また、この他にも午前対策で知識の詰め込みが必要となる。

参考として、メルカリやヤフオクの基本情報の専門学校(大原やTAC)の教材量を確認すると良い。

かなりのボリュームであることがわかる。
働きながら頑張っても報われないなら意味がない。

それに比べて応用情報技術者試験はどうか。

応用情報は勉強方法次第で、社会人として働きながらであっても、1ヶ月~2ヶ月で合格レベルに届く。

その謎についての詳細は下記に記す。

で、一番のメリットは、合格後には、スペシャリスト試験の午前Ⅰ免除がある。

これは、高度試験を受験する者にとって、非常に大きい。

なぜなら、高度試験の第一関門は午前1だからである。
範囲が広いため、時間をかけすぎると、午後Ⅰ午後Ⅱの勉強がおろそかになる。

転職等のステップアップの武器として資格を取得する者

資格を転職等のステップアップの武器にしようとしている方々にとっても、基本情報を勉強するメリットはない。

これは、基本情報での差別化はできないためである。

基本情報は、IT系情報系の専門学生で、それなりに勉強していた人や、大学でIT系情報系を専攻していた人は合格していることが多い。

また、一般的に「情報処理の基礎」的な試験と思われていることから、企業側にとってもアピールできるほどの価値がない。

以上のことから、ステップアップに基本情報は使えない。

時間の無駄なので、応用情報を取るべきである。
もちろん、理想は高度試験に合格することであるが・・・。

基本情報と応用情報の出題範囲の違い

情報処理試験の実施団体であるIPAは、それぞれの試験の出題範囲(シラバス)と合格者像を示している。

詳細はIPAのWEBサイトを参照してほしい。

IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験
情報処理推進機構(IPA)の「情報処理技術者試験」「情報処理安全確保支援士試験」ページです。

簡単にまとめると、基本情報は技術者よりの試験で、応用情報は経営者よりの試験であるという違いがある。

そのため、応用情報はアルゴリズムやプログラミングの項目を回避することができるような構造になっているのである。

基本情報と応用情報の難易度・勉強時間の違い

難易度

難易度の参考として合格率を見ていく。

基本情報技術者試験 28.5% 2019年秋試験

応用情報技術者試験 23.0% 2019年秋試験

この数値と、応用情報の合格者の中には「基本情報を既にの合格した者」が含まれていることを考慮すると、確かに応用の方が難易度が高く見える。

また、今回は説明を省くが「午前免除」という制度も存在する。

しかし、先ほどの記載の通り、応用情報はアルゴリズムやプログラミングの勉強をしなくても合格できる。

具体的には、どれだけ知識を暗記できているかだけで勝負できる。

単純な暗記大会と言える。

ちなみに私の勉強方法は、すべて丸暗記で行うもので、参考書やテキストを使わずに、さらには計算なども理解せずに合格できる。

勉強時間

勉強時間については、標準的なものは全く参考にならないので、比較が難しい。

しかし、ただの暗記で乗り切れる応用情報と、暗記に加えて、アルゴリズムやプログラミングを一から学ぶ必要がある基本情報とでは、素人の文系の場合、どちらが時間を要するかは容易に想像がつく。

応用情報は午後対策が必要になるため、基本情報よりも難しいという意見があるが、午前対策(つまり暗記)ができていれば問題ない。

もちろん、むやみに暗記するのではなく、効率的な暗記が必要になるが、暗記法・記憶法これは今後記事にしていく。

基本情報と応用情報の社会的認知

先程、基本情報は差別化できないと述べたが、もう少し深掘りしてみる。

IT業界における基本情報の位置付け

IT業界に身を置く人、もしくはそこを目指している学生などは、基本情報は取得が望ましいとされる。

しかし、基本情報に合格したからと言って、仕事のレベルや実力が向上するわけではないということを多くの人が知っている。

なので、これから基本情報なんて取るなら、せめて、応用情報。本音はスペシャリスト試験か、レベルに見合ったベンダー試験の勉強しようよ。ってのが暗黙の了解。

その他の業界での基本情報の位置付け

ここでは、当然ながら、単純に試験の名称だけで、応用情報の方が難易度が高いとみなされている。

これから勉強する人・勉強中の人へ

これまでに、いきなり応用情報を受けた方が効率的であることを示してきた。

ここまで読んでも、なお、基本情報を受けるべきと考える人は、どうぞ受けてくれたらいい。

しかし、少しでも参考になったと考える人は、次に下記の行動をとってみてほしい。

これから勉強する人へ

文系の未経験者向けとなるが、『基本情報の過去問の午前3回分』と『応用情報の過去問の午前3回分』をやってみてほしい。

最初はできなくて当たり前なので、ザーッと見るだけでもいい。

どちらも難しく感じるだろうが、「応用情報の方がはるかに難しい!」と感じる人は、少ないのではないだろうか。

そう、それほど、問題の難易度に差はない
知っているか知らないかだけ

だから暗記だけの応用情報の方が効率的に合格できる。

過去問はIPAのWEBサイトで閲覧可能。

基本情報を勉強中の人へ

まずは次の試験に向けて、勉強を進めてほしい。

そのあとでいいので、『応用情報の過去問の午前3回分』をやってみてほしい。

4割取れれば、あと少しだけで合格レベルに届く。

また、点数が低くても、基本情報との難易度の比較をしてみてほしい。

それほど差が無いことに気づけるのではないだろうか?

知ってるか知らないか。それだけ。

応用情報は単純に暗記だけで合格できる。